てっしの生きた軌跡

生きた証をつづります。

【腎臓】の機能を復習してみる その2

 

 


血液データーで腎機能を読む

腎臓の機能について語ります。
腎臓というのは機能が低下しても、自覚症状がない事が多く、気がついた時には重度の腎不全になっている場合があります。高血圧の方や、浮腫がみられる方は注意です。

しかし、血液データーで腎臓の機能、悪化具合を知ることが出来ます。
しかも、出来るだけシンプルに分かるのです。

GFR
↑こちらが、
腎臓病の進行度についてです。

↓シンプルに言いますと、血液データー内の
Fotor_153848732315010
クレアチニンeGFRの値で、腎臓の機能が知る事が出来ます

ここではクレアチニンについてはちょっと飛ばし、分かりやすいeGFRにスポットを当てます。
クレアチニン値と年齢でeGFRが算出されますので、一緒のようなものですね)

この採血データーの例でのeGFRの値は33ml/min となっています。まぁ「33」ですね。


それを(再び使用しますが)
GFR
この表を用いて見てみましょう。

「33」ですと、病気ステージ3になっていますね。このステージ3ですと、すでに生活改善・食事療法・薬物療法で継続的に治療をしなければなりません。

仮にステージ5まで進行すると腎臓の代用をする為に、人工透析を行わなければならなくなります。

残念ながら、現代の医学で腎機能を元に戻すことはできません。
出来るようになったとしても、まだ先になるでしょう。


出来る限りシンプルに腎臓の残機能について綴ってみました
今後は、もっと深いところまで考えていきたいと思います