てっしの生きた軌跡

生きた証をつづります。

腎臓の機能を復習してみる その3 濾過編【腎臓】

 

 

 

 

【腎臓】の機能を復習してみる その1 

の”尿を生成して排泄させる”の

腎臓の濾過機能(尿素窒素・クレアチニン)について書き綴りたいと思います。

 

間違えがあったら教えて下さい…


尿素窒素
尿素窒素は蛋白質(肉・魚・大豆等たくさん)が体内で新陳代謝された後に残る燃えカスのようなものです。腎臓はその尿素窒素を処理することで尿に交えて排泄してくれています。
腎臓の機能が低下すると尿素窒素は処理しきれずに、血液に尿素窒素が含まれたままになります。しかし尿素窒素の値は腎機能が半分以下に低下しないと上昇はしません(採血前後に飲んだ水分量で高くなったりする)

 

クレアチニン
クレアチニンアミノ酸の1つで、筋肉が運動する為の重要なエネルギーです。これも代謝された後に腎臓で処理されますが、通常は一定量が濾過されます。こちらも腎臓の機能が低下すると、血液に入り高値を示します。個人の筋肉量に左右される場合があります。(健常であれば女性より男性が、もやしよりマッチョが高値になる傾向あります。)

 

・まとめ

よく、腎臓の濾過機能はザルの様なものと比喩されますが、ザルに血液を通し、必要なものは体内に取り込み、不要のものが流れていくわけですね。

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↑ザル(腎臓)で必要な栄養を残し、尿と不要物を捨てる様子

 

採血の際、上記の検査は1回だけでは判断しかねない場合があり、数回にわたって調べる事が多いようです。

 

次回以降も腎機能について書き綴っていきたいと思います。

ありがとうございました。